卓球台のカラーが緑から青に変わったのは日本人の発案

今や卓球台と言えば青が主流になっていますが、その昔は深い緑が一般的でした。緑から青にカラー変更が行なわれたのは1990年代で、その発案者は日本人で当時の国際卓球連盟の会長で、次第に世界でも青色の卓球台が使われるようになり、すっかり定着しました。

青い卓球台がおすすめな理由

青い卓球台が登場したのは1991年の千葉市で開催された世界卓球選手権大会です。翌年のバルセロナオリンピックでも青い卓球台が使用され、そこから世界中に普及しました。それまでの深い緑色から変更した理由として、地味でこぢんまりしたという卓球のネガティブなイメージを変えようということからです。青色は鎮静効果があり、リラックスして集中力が高まる効果があるとされ、青い卓球台のほうが緑の卓球台に比べて視線がぶれにくく、ボールを打ちやすいと言われています。

 

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男子トップクラスの球の速さは時速180km

卓球の球のスピードは、男子のトップクラスの選手で時速180kmくらいになります。卓球台の大きさは長さ2740mm幅1525mmと決められていますから、相手との距離は約3mで、その至近距離から時速180kmのボールの行方を瞬時に判断するわけです。また、同じ技量の選手同士ではラリーも多くなり、試合時間も長くなるので集中力をいかに持続するかが勝負のカギになります。こうしたことを総合的に考えると、集中力を上げる青い卓球台はプレーにも大きく関わっていると言えそうです。

ボールも新しいカラーが追加

青い卓球台が普及したのは1990年代ですが、同じ時期に卓球のボールもカラーにオレンジが加わり、2色のボールが使われるようになりました。高速で打ち合う卓球は、観客から白いボールでは見えにくいため、視認性を上げるためにオレンジボールが導入されたのです。しかし、ボールの場合は2000年のルール改定により、ボールのスピードが減速して観客からも見えやすくなったため再び白いボールに統一されました。ちなみに選手が着るウェアは、ボールと同じ色のものを着用することが禁じられています。

まとめ

卓球のボールスピードは、球技全体の中でもトップクラス。高速で行き交うボールを狙ったところに返す技術は高度なレベルです。青い卓球台はこうした高度な技術を可能にするために不可欠で、今後もより精度の高い打ち合いが見られものと期待されます。